2010年5月23日日曜日

うーん

何度かコメントを下さる方のコメントを読んでて思ったことを書いてみる。

KARAの日本デビューについて私個人としても、正直なところ複雑な気持ちがあるのは以前のエントリでも書いた。

ただ、何度もこの手の話題で名前が出る東方神起やBOA、他にはユンソナさんやヘリョンさんなど、日本で活躍する韓国のタレントさんとKARAには明確な差がある。

それまで日本の報道メディアなどでほとんど取り上げられる事がなかったにも関わらず、KARAの初来日の際には相当数のファンが詰め掛けている。(モチロン、その中には大勢の韓国からのファンも居たとは思うが)
2月の初来日では約2000、そしてその3ヶ月後には4000人(いずれも延べ人数)以上にまでその動員を増やしてしまった。

更に、劇団さん鷲崎さんを始めとして、日本の有名タレントさんや芸能業界内に熱心なファンが既に多数存在している、という点。

これ、日本で芸能活動をする上では案外大きい差かも知れない。

KARAが韓国のTV番組やラジオ番組で活躍している様子は今の時代、もはやネットをちょっと探せばスグに見つけることが出来る。
それを観ればKARAの5人が、それぞれに高いスキルを持っているのは歴然である。

その点ではヘリョンさんも韓国では絶大な人気を持つ、とても頭の切れるマルチな才能を持っている方だというのは判るが、残念な事に日本ではほとんど知られていなかった。

故に、日本での売り方を少々誤ったかも知れない。
(マルチに何でもこなせてしまうのが逆に災いしたのかも・・・)
私見に過ぎないが、ヘリョンさんはコメディアンよりも知性を求められるコメンテーターや、それこそマルチタレントとして出発した方が良かった気がする。

国内でも競争の激しい「コメディ・お笑い」の世界で、外国の方が「コメディアン、コメディエンヌ」として成功するのは至難だと思う。
自虐的な笑いは、ヘリョンさんほどの知性を持ってる人には厳しいだろうさ、それは。

ヘリョンさんといえば、ちょっと以前に「君が代」バッシングがあった。
これがまた日本国内で日本人同士でも対立がある様な問題。
そこに韓国の国内事情が加われば面倒な事になるに決まってる。

ましてや、騒動の元となった某バラエティ番組も、国歌の使い方にそれほどこだわりを持って作られた訳でもない。
単に「式典のパロディ」として、極めて軽薄に使用されたに過ぎない。
(これが外国の人にしてみたらまた不思議なのかも知れない。国歌に対しての扱いがそれほど曖昧な国なのだ)

ただ、これは親韓の私から言わせて貰えば、韓国の方も少し騒ぎ過ぎだ。
私が仮に、韓国で仕事をしていて、韓国の国歌が流れれば起立して敬意を払うし、斉唱が終われば当然拍手もする。
それをしたところで、日本であれ程の大騒ぎになる事はまずあり得ない。
私が有名人ではない、というのであれば、じゃあ、それが仮に劇団さんだとしても恐らく同じだ。
逆に、起立もせず、不遜な態度を取るようなことがあれば、その方が日本では叩かれるだろうと思う。

・・・話がドンドンKARAから離れるので、この辺りで軌道修正w

私個人としては、KARAが日本で成功するのは上に書いたアドバンテージもあり、さほど難しい事ではないと思う。
今、日本の女性アイドル事情は、ハッキリ言ってお寒い状況だ。
80年代から90年代にかけて数多く居た「プロフェッショナル」なアイドルというのが今やほとんどいない。
可愛くて、歌えて、踊れて、トークも出来て・・・。

ただ可愛いだけならゴロゴロ・・・それこそ掃いて捨てる程いる。(実際毎年相当数のアイドルが生まれては日の目を見ずに消えている)
歌の上手い子も多少はいる・・・のか?「アイドル」として括られてはいないかも。
ダンスに特化した子は、あまり見なくなったな。
バラドル(バラエティ・アイドルね、念のため)などはそれなりにいる。

・・・と、いずれかを特化した女性アイドル?は居るが、上記を全部備えている「プロフェッショナル」なアイドルというのは壊滅状態だ。
そこにKARAが来れば・・・というか、「日本デビュー」する以前にこれだけ騒がれているのが「プロフェッショナル」なアイドルを日本人が求めている何よりの証拠だと思う。

= = =

ドリコンにワンガがcome back出演してましたね。
喝采を以て迎えられた様で何より。

日本でもかつてピンクレディ(そーとー古いですがw)や、ちょっと以前ならPUFFYなどアメリカに渡ってそれなりに成功してる例もあります。
と、いって日本人で彼女たちの海外での活躍を喜びこそすれ、ブーイングは先ず起きないでしょう。それが仮に韓国で・・・う~ん、例えばSMAPのクサナギ君なんかはハングルを勉強してましたね。ほとんど批判は無かったですし(そりゃ中にはアレな人ももちろんいますが)。

もっと安心して、信頼してもいいと思います。
前にも書きましたが、KARAが日本語で歌おうが英語で歌おうが、韓国のアイドルKARAである事を彼女たちは誇りに芸能活動をしてる筈なのです。

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2010年早々からKARAを皮切りにKpop三昧でした。 2012年4月からの新年度はタイです。推しです。サワディクラーp

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