親御さんが娘の身を心配して、娘が仕事をする上での待遇改善を求める気持ちはよく判る。
事務所がその意を素直に酌んで、出来る限りの改善策を講じてくれればそれで問題は解決の筈。
余計な政治を講じて、事を複雑にする必要はない。
今回の騒動で、DSPの運営状態に世間の目が向いた。
そこにある運営上の問題も少しだけ明らかにされた。
そして、KARAが2007年にデビューして以来歩んで来た、決して恵まれてるとは言えない状況も多少認識された。
今回の件で、KARA自身も恐らく考える事が多かったと思う。
年齢だけとればまだまだ学生の年齢だけれども、芸能に携わる仕事をしている以上は、1人1人が責任を負う「社会人」としての自覚を持たねばならない。
これは日本での話しではあるが、都内にある芸能人が多数通う高校のアルバムに、某御大女優さんから寄せられた言葉である。
今回の騒動を経て、KARAの5人が今後活動をしていく上で親御さんからではなく、各自が「社会人」として、事務所に対して改善を要求すべき部分は主張し、共にいい関係を築いて行ける様になれば今回の事が決して無駄な時間ではなかった、必要な時間だった、と言える。
そんな落着点を、KARAのメンバー自身の意思で見出して欲しい。
そして、DSP側もKARAに対して仕事のコマなどではなく、愛情を持った対応、ブッキングを心がけて頂きたい。
なにしろKARAは、DSPの元でもはや他には代え難い存在にまで育ったのだから。
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